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第55回金馬奨、張藝謀「影」最多ノミネート

2018-10-04
  • 張藝謀・監督の「影」最多ノミネート

    張藝謀・監督の「影」最多ノミネート

    今年の金馬奨のノミネートリストが先ごろ発表され、中国の映画監督、張藝謀が指揮をとる映画「影」が、「作品賞」、「監督賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」など、12の賞にノミネート。(写真:RTI 江昭倫)

今年の金馬奨のノミネートリストが先ごろ発表され、中国の映画監督、張藝謀が指揮をとる映画「影」が、「作品賞」、「監督賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」など、12の賞にノミネート。今年の金馬賞のノミネート作品の大多数が中国の作品。

 

 次いで、台湾映画「誰先愛上他的(Dear EX)」も、同じく「作品賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」、「新人監督賞」など8つの賞にノミネートされました。

 

 また、中国で大ヒットした映画「我不是藥神(Dying To Survive)」が7つの賞に、中国の青年監督、胡波の遺作「大象席地而坐(An Elephant Sitting Still)」が6つの賞にノミネートされたほか、劉若英が初めてメガホンを取った話題の映画「後來的我們」も「新人監督賞」、「映画音楽賞」など5つの賞にノミネートされました。

 

今回「監督賞」にノミネートされたのは張藝謀、畢贛、姜文、萬瑪才旦、婁燁と、全員中国の監督。一方、「新人賞」にノミネートされたのは全員台湾の俳優であり、共に金馬奨のノミネート記録を更新しました。

 

  なお、主演賞争いでは、「誰先愛上他的(Dear EX)」に出演している台湾の俳優、邱澤の他、段奕宏、鄧超、徐崢、彭昱暢の4人の中国の俳優がノミネート。台湾の女優、謝盈萱も、孫儷、趙濤、周迅、曾美慧孜の4人の中国の女優と女王の座を競います。また、鄧超と孫儷が、夫婦そろって最優秀賞に輝く可能性もあり注目を集めています。

 

 今回の金馬奨ノミネートの特徴について、金馬執行委員会の聞天祥執行長は、「今年も多くのベテラン監督がエントリーしているが、新人監督の演出も光るものがあった。金馬奨は多くの優れた才能を世に知らしめる一つの舞台であるともいえる」と語りました。

 

 このほか、台湾アニメ「幸福路上(On Happiness Road)」が「長編アニメ賞」に、王建民投手のメジャーリーグ奮闘記「後勁:王建民」も「ドキュメンタリー映画賞」にノミネートされるとみられています。

 

 多くのノミネート作品はまだ劇場で正式公開されておらず、映画ファンは11月8日からの台北金馬映画祭(Taipei Golden Horse Film Festival)で観ることができます。

 

(編集:中野理絵/王淑卿)