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人工衛星フォルモサット7号、9月に米で発射

2018-08-06
  • フォルモサット7号、9月に発射

    フォルモサット7号、9月に発射

    台湾が開発した気象観測用の人工衛星「フォルモサット7号」は、9月にアメリカ・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる予定。これは、フォルモサット7号の観測状況のシュミレーション。(国家実験研究院の国家宇宙センターのサイトから)

台湾が開発した気象観測用の人工衛星「フォルモサット7号」は、9月にアメリカ・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる予定です。

 

頼清徳・行政院長は3日、フォルモサット7号のアメリカへの輸送準備を進めている国家宇宙センターを訪れ、作業状況を視察しました。

 

頼・院長は、「フォルモサット7号は、専門家が心血を注いで制作したものだ。台湾の人々の誇りを載せている。来月に行われるフォルモサット7号の打ち上げが順調に成功するよう、私は心から願っている」と語りました。

 

頼・院長によりますと、フォルモサット7号は、陸地か海かに関係なく、また天候による影響を受けることなく、これまでのフォルモサット3号の3、4倍のデータを地上に送ることができ、気象観測の精度をより高めることが可能になります。

  

頼・院長は、「特に気象観測では、台風や西南の風が海上にある時、水分分布を観測することが可能だ。これは、気象局、そして各地の地方自治体や住民が、雨の降り方や雨量を把握する上で、非常に役立つ」と指摘しました。

 

頼・院長は、「宇宙計画は、国家としての重要な計画だ。国家宇宙センターの科学者・専門家の皆さんの努力によって、台湾の宇宙技術が国際的な宇宙開発と連動することができるようになった。皆さんに感謝すると共に、敬意を表したい」「行政院はすでに宇宙計画第3期の予算、259億台湾元を承認した。科学者や専門家の皆さんが、この予算を有効に活用し、台湾の宇宙技術を国際的なレベルにまで高めてほしい」と述べました。この259億台湾元は、日本円およそ941億円に相当します。

 

頼・院長によりますと、台湾では1991年から国家宇宙計画を執行しており、その第2期が今年で終了します。これに続いて、2019年から2028年までの10年間、第3期の計画が進められる予定です。

 

今回打ち上げが予定されているフォルモサット7号は、フォルモサット3号に続く気象観測衛星となるもので、国家実験研究員の国家宇宙センターと、アメリカの海洋大気庁が共同で計画を執行しています。