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西日本豪雨、台湾が2000万円の政府義援金を贈呈

2018-07-16
  • 西日本豪雨、台湾が義援金

    西日本豪雨、台湾が義援金

    西日本被災者を支援するため、謝長廷・駐日代表(左)が政府を代表して2000万円を日本に贈呈。日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長(右)に目録を手渡した。(写真:CNA)

日本の西日本豪雨で大きな被害が出ていることから、台湾は2000万円の政府義援金を日本に贈呈しました。

 

外交部は9日、今回の豪雨被害の被災者支援のため、日本に対して義援金を贈呈することを発表しました。これを受けて、台湾の謝長廷・日本駐在代表は12日、政府を代表して日本の対台湾窓口機関である日本台湾交流協会に、日本円2000万円の義援金の目録を手渡しました。

 

謝長廷・代表は贈呈に当たって、「西日本を中心とする地域で深刻な災害が発生したことに対して、台湾としてお見舞いを申し上げる」と語りました。また、「災害発生のニュースを聞いて、台湾としてはできるだけ早く支援を提供したいと考えた。台湾と日本は同じように自然災害が頻繁に起きるところだ。災害が発生するたびに、互いに助け合っている。被災地の一日も早い復旧を願っている」と述べました。

 

また、謝長廷・代表は、「近年、台湾で発生した台南大地震、高雄でのガス爆発、今年の花蓮地震で、台湾は日本の人たちからの慰問と義援金を受け取っている」と指摘し、「台湾の市民や日本に住んでいる台湾出身者は、今回の豪雨災害にも義援金を贈りたいと考えている。ただ、災害が発生して間もないため、専用の口座を設置するなどを、法律に照らし合わせた方法を研究する時間が必要だ」と語りました。

 

さらに、今回の豪雨災害で高齢者の犠牲者が多かったことについて、「高齢者は災害が発生した時、弱い立場にある。台湾と日本はいずれも高齢者が多く、自然災害もの際にどのように避難してもらうのか、台湾と日本が共同で向き合う新しい課題だ」と指摘しました。

 

一方、義援金を受け取った日本台湾交流協会の谷崎泰明(たにざき・やすあき)理事長は、「今回は西日本から東日本まで、広範囲の地域が豪雨に襲われ、極めて大きな被害が発生し、多くの人が現在、避難中だ。災害発生後、蔡英文・総統がツイッターに日本語で見舞いの言葉を伝えてくれた。我々は、このような温かい支援に心より感謝する」と語りました。また、日本の安倍晋三首相が10日、ツイッターに中国語で台湾に感謝するメッセージを載せ、「豪雨や地震などの自然災害にどう向き合うかは、台湾と日本にとって共通の重大な課題であり、今後も協力して困難を乗り越えたい」と指摘したことを披露しました。

 

谷崎理事長は、「2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、昨年の九州北部豪雨災害と、日本は台湾の人たちからの関心と支援をいただいた。互いの心と心がつながっていることを深く感じる」と語りました。

 

谷崎理事長によると、台湾から贈呈された2000万円の義援金は、日本赤十字社を通じて活用されるということです。