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鴻海がアメリカで起工、トランプ米大統領が出席

2018-07-07

アメリカのトランプ大統領は6月28日、台湾の鴻海精密工業(HONHAI)グループがアメリカ中西部ウィスコンシン州で計画している最新型の液晶パネル工場の起工式に、鴻海精密の郭台銘・会長と共に出席し、自らスコップを手に取って工場の建設開始を宣言しました。

 

鴻海精密は、EMS(電子機器の受託製造サービス)の分野で世界最大手の企業です。鴻海精密グループはこの工場建設に100億米ドルを投資する予定だということです。それにより、現地で1万3000人の雇用を創出する予定です。

 

この起工式でトランプ大統領は、郭・会長に対して、「私の親友だ」「すばらしい人間だ」との称賛の言葉を贈りました。また、「郭・会長がアメリカでこれほど大きな投資をするのは、自分が大統領になったからだ」と指摘しました。さらに、「今回の鴻海精密の大型投資は始まりに過ぎない。アメリカの雇用は引き続き成長する。アメリカの経済成長率は5%を超えるだろう。それは、私の二期目の任期内に起きるかも知れない」と述べました。

 

これに対して郭・会長は、トランプ大統領を、「忍耐心があり、経済界に関心を持って支持している、自分が見た中でも数少ないリーダーだ。世界で最も優れた指導者の一人だ」と称賛しました。また、「もしトランプ大統領がいなければ、自分はウィスコンシン州での投資を選ばなかっただろう。これまでトランプ大統領と何度も面会したが、トランプ大統領がいつも取り上げる話題は雇用だった」と語りました。

 

郭・会長は、「鴻海精密のアメリカでの投資は、この液晶パネル工場にとどまらない。さらに多くのスマート技術の応用を含んでいる。ハイテク製造から、医療、教育・娯楽に至るものだ。ウィスコンシン・バレーを、最先端のバイオ・スマート・シティーとして構築する」と表明しました。

 

トランプ大統領は、この起工式にマヌーチン財務長官、ロス商務長官、アコスタ労働長官の3人の閣僚を伴って参加し、この工場の建設を非常に重視していることを示しました。また、ウォーカー・ウィスコンシン州知事、ライアン下院議長も参加しています。

 

(編集:早田健文)