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マラソン大会も使い捨てプラスチック削減を

2018-06-09
  • 使い捨てプラスチック削減を

    使い捨てプラスチック削減を

    グリーンピースの提唱のもと、台北市は、「使い捨てプラスチック削減マラソン」の開催を約束した。今年年末の台北マラソンでは、参加者にボトルの持参を勧め、使い捨てプラスチック製品の減量を図るほか、申し込み表にも記念シャツと完走Tシャツを受け取らない「環境保護ランナー」の選択肢を加える。(写真:RTI 張徳厚)

台湾全域で昨年行われたマラソン・ロードレースが784回に及びましたが、台湾の環境保護団体・グリーンピースの推計によりますと、昨年に行われた大会では、使い捨てのプラスチックコップが少なくとも400万個、記念のシャツが300万着、ビニール袋は300万枚使われました。

 

グリーンピースのプラスチック製品減量プロジェクトの責任者、羅可容氏によりますと、マラソン大会で配られる記念シャツはほとんどがポリエステル製で、洗濯すると、一着で1900本ものマイクロファイバーが抜け落ち、最終的には海に流れ出してしまうということです。

 

羅可容氏は、「海に流れ出たファイバーは、重金属や他の汚染物質を吸収しやすいほか、海洋生物にも食べられやすい。最終的にはこれらのプラスチック製品は生態系に入り、人の食べ物になる」と指摘しました。

 

グリーンピースの調査では、ランナーの四割が記念シャツを着たことはない、またはほとんど着ないと答えています。

羅可容氏は、「96.7%の参加者はポリエステル製品の配布を中止するか、或いは参加者にそれを受け取るかどうかを決めてもらうことに賛同している。大会に環境保護の要素を加えれば、大会への参加意欲は高まる」と説明しました。

 

グリーンピースの提唱のもと、台北市は、「使い捨てプラスチック削減マラソン」の開催を約束しました。今年年末の台北マラソンでは、参加者にボトルの持参を勧め、使い捨てプラスチック製品の減量を図るほか、申し込み表にも記念シャツと完走Tシャツを受け取らない「環境保護ランナー」の選択肢を加えます。グリーンピースでは、より多くの大会主催者が「プラスチック製品削減」に協力するよう期待しています。

 

(編集:曽輿婷/上野重樹)