インターネット放送を聴く
 
 
QR Code

南向対象国6ヶ国に医療センター設置へ

2018-06-09
  • 新南向対象国に医療センター

    新南向対象国に医療センター

    政府が進めている新南向政策をより着実なものにするため、衛生福利部が1日に台湾の6大病院がナショナルチームを結成して「一つの国に一つの医療センター」という方式で新南向政策の対象国のインドネシア、インド、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアの六ヶ国に台湾の特色豊かな医療センターを設置すると明らかにした。(写真:CNA)

政府が進めている新南向政策をより着実なものにするため、衛生福利部が1日に台湾の6大病院がナショナルチームを結成して「一つの国に一つの医療センター」という方式で新南向政策の対象国のインドネシア、インド、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアの六ヶ国に台湾の特色豊かな医療センターを設置すると明らかにしました。

 

衛生福利部は医療・公衆衛生面での人材育成や医療・公衆衛生産業の架け橋計画(産業のマッチング)などを通じて新南向政策の対象国における医療・公衆衛生の発展を促す方針を示しました。「新南向政策医療・公衆衛生分野における協力と産業提携」は、政府の新南向政策の五大旗艦計画の一つです。政府の名義で新南向政策の対象国との医療産業における協力計画を進めるのは今回が初めてです。新南向政策とは東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国との幅広い関係強化を促す政策です。

 

衛生福利部の陳時中・部長は、台湾の医療界は東南アジア諸国で一定した成果と評価を得ているものの、全体を取りまとめる中心的な組織はないと指摘、今回ナショナルチームを結成し、新南向政策の対象国6カ国にそれぞれ医療センターを設ける目的は、各地のニーズなどの情報をまとめるセンターを作ることにある。それによって地域の健康と感染症の防止に貢献したいと説明しました。

 

一方、行政院の鄧振中・政務委員もあいさつの中で、政府の新南向政策には二つの重点がある。この二つの重点とは「以人為本(人を以って基本とする)」ことと、「台湾のソフトパワーを発揮すること」だと指摘しています。鄧振中・政務委員によりますと、医療と公衆衛生は台湾最大のソフトパワーです。これまで台湾人のヘルスケアに尽くしたきただけでなく、東南アジア地域でもさまざまな努力をしてきました。政府の統合により今後さらに大きな効果を発揮することができ、台湾の産業はこのプロセスを通じてより多くの機会を得ることができると期待が高まっています。

 

「一つの国に一つの医療センター」計画では、栄民総病院がベトナムを、花蓮慈済病院がフィリピンを、国立成功大学医学部付属病院がインドを、彰化キリスト教病院がタイを、秀伝医療財団法人彰浜秀伝紀念病院がマレーシアを、国立台湾大学医学部付属病院がインドネシアを担当します。

 

これらの医療センターは、医療・公衆衛生関係の人材育成、産業のマッチング、現地に進出する台湾企業関係者やその家族の健康相談サービス、各国の文化にフレンドリーな医療環境作り、医療・公衆衛生関連の産業法規やマーケティングリサーチ、各種情報の取りまとめといった任務を担い、双方向的な協力によって医療産業の発展を促すのが狙いです。