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天安門事件追悼集会、6/4台北で開催

2018-06-05
  • 天安門事件追悼集会

    天安門事件追悼集会

    1989年6月4日に中国大陸の北京天安門前広場で発生した学生による民主化運動の流血鎮圧事件、「六四天安門事件」から29年を迎えた4日夜、台湾の民間団体は台湾北部・台北市にある中正記念堂前の自由広場で追悼集会を行った。(写真:RTI 王照坤)

中国の詩人孟浪さんの詩「数字の傷、数字の痛み」が朗読される中、「台湾学生による中国の民主化促進工作会」などの台湾の民間団体が開催する「六四虐殺発生29周年、世界人権宣言発表70周年」と題された追悼集会が始まりました。ステージには「人権宣言発表70週年も中国の圧力消えず」と大きな字で書かれています。

 

天安門事件の生き証人、当時北京の中国政法大学で講師を務めていた、呉仁華氏は、「『89民主化運動』とも呼ばれる『天安門事件』は中国の政権発足後最大規模の民主化運動だが、中国政府は20数万人もの軍隊を出動させて鎮圧した結果、数千人の人民と学生が負傷、死亡した大惨事となった。しかし、中国政府は真相を徹底的に隠蔽した。」と指摘しています。そのため、呉仁華氏は、天安門事件は歴史ではなく、現実に進行中の真実だと形容しています。

 

呉仁華氏は、「世界を震撼させるこの歴史的な事件を絶対忘れてはいけない。忘れることは裏切りであり、権威主義への妥協を意味するものだと強調しました。

 

 一方、追悼集会では中国に監禁されている人権活動家・李明哲氏にも声援を送りました。人権規約執行監督連盟の黃怡碧・執行長によりますと、言論の自由に罪はなく、李明哲氏にも罪はありません。李明哲氏が中国に監禁されてきょうで442日目となりますが、台湾の民間団体はいまだに彼の救出を諦めていません。李明哲氏が台湾に帰ってくる日まで努力し続けるということです。

 

なお、追悼集会では特別にマレーシア、ベトナム、日本などの国からの留学生を招き、中国に対する見方を述べさせました。マレーシアからの留学生、張馳さんは、若い中華系マレーシア人にはもう「中国コンプレックス」はないと話しました。べトマムからのロンさんは、ベトナムと中国は同じ権威主義国家だが、ベトナムが人権を尊重する自由な民主国家になるよう今後も頑張ると意気込みました。ロンさんは、台湾における民主主義の経験はアジア地区にとって重要な意義があると称えました。

 

(編集:王淑卿)