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若手研究者を養成、50件の計画が執行中

2018-05-14
  • 若手研究者養成に補助金

    若手研究者養成に補助金

    「若手研究者養成計画」を説明する陳良基・科技部長。(写真:楊文君)

科学技術政策を担当している科技部は、若手研究者を養成するため昨年から「若手研究者養成計画」を推進しており、現在、50件の計画が執行中です。

 

科技部は11日、この計画の養成対象となるMOST Young Scholar Fellowshipに当選した若手研究者を集めて、Fellowshipの授与式を行いました。

 

この授与式には、Fellowshipを獲得した50人余りの若手研究者のほか、所属している学校の学長や代表、それに研究者の家族などが参加しました。

 

科技部の陳良基・部長は授与式での挨拶で、未知の科学の世界を探索しようとしている若手研究者を激励すると共に、国家の次の世代の人材を育成する決意を示しました。

 

また、陳・部長は、「ここにいる若手研究者が、限りない創意と想像力によって研究を進めてくれることを期待している。同時に、独創的で、世界的な水準を持つ次世代の研究者を育ててほしい」と語りました。

 

陳・部長は、「未来がどのようになろうと、この国家の未来の前途は、ここにいる優れた先生たちの肩にかかっている。このFellowshipを獲得した意味を、皆さんが理解して下さることを願っている」と語りました。

 

授与式に参加した成功大学物理学科助手の楊展其さんは、今回、Fellowshipを獲得した量子材料に関する研究テーマについて、今後5年内に新しい素材を見つけ出したいと語っています。

 

楊さんは、「量子材料はとても広い範囲に及んでいる。基本的には、自然界にある材料を非常に小さなサイズにまで縮小する。そうすれば、多くの相互作用が生まれる。その多くの特性は、とても使いやすいものだ。例えば、優れた超伝導特性、半導体特性がある。こうした特性は、次世代の産業の開発に応用することができる。あるいは、科学・技術の新しい発展がもたらされる。いずれにおいても、相当に大きな発展の可能性がある」と語っています。

 

科技部の「若手研究者養成計画」は、「アインシュタイン育成計画」と「コロンブス計画」の二つに分かれており、そのうち、「アインシュタイン育成計画」は、32歳以下の若手研究者の創造的な発想を奨励するもので、1人当たり年間500万台湾元(日本円1800万円余り)の補助が提供されます。また、「コロンブス計画」は、35歳以下の若手研究者を対象とし、国際協力チームの組織を奨励するもので、1人当たり年間1000万台湾元(日本円3600万円余り)の補助が提供されます。