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総統、台湾製電動バイクGogoroを見学・試乗

2018-05-12
  • 蔡・総統がGogoroに試乗

    蔡・総統がGogoroに試乗

    蔡英文・総統は、「Gogoro」のブランドで電気オートバイを生産する睿能創意公司(英語名:ゴゴロ・タイワン)を訪問。(写真:CNA)

蔡英文・総統は、「Gogoro」のブランドで電気オートバイを生産する睿能創意公司(英語名:ゴゴロ・タイワン)を訪問しました。蔡総統は、政府が推進している「5+2イノベーション計画」を多くの人に具体的に知ってもらおうと、関連する企業への視察を続けていますが、4日には桃園市にあるゴゴロ・タイワンを訪問し、生産ラインを視察すると共に、ゴゴロ・タイワンの創始者である陸学森さんから、Gogoroの成長状況と将来の展望について説明を受けました。

 

蔡総統は、「Gogoroは一般の工場が単純に機械や部品を生産するのとは違って、人間の知恵を機械の中に注ぎ込んでいる」「台湾が必要としているのは、今、頭を痛めていることに対して、解決の可能性を生み出すことだ。例えば、エネルギーと大気汚染の問題に対して、Gogoroは非常に良い解決方法を示している」と指摘しました。

 

蔡総統は、「自宅の近くのガソリンスタンドのそばを通った時、今のガソリンスタンドは自分が大学生だった時代と違うことに気が付いた。大きな箱が置かれていて、その中に一つ一つ光るものが入っている。これが、Gogoroの電池交換スタンドだった。多くの若い人たちがオートバイをそのそばに停めていた。そこで、ぜひこの会社を見学したいと思った」と語りました。

 

蔡総統によりますと、創始者の陸学森さんは、「この会社はオートバイメーカーではなく、スマート製造のモデルであり、重要なことは一つのシステムを構築し、節電、大気汚染の減少を可能にし、次の世代のためにより多くの可能性をもたらすことだ」と強調しているということです。蔡総統は、「私が見たのは次世代の、さらにはその次の世代の工場だ。機械や部品だけを作る工場ではない。人間の知恵をいかにして機械の中に注ぎ込み、生活の各種の需要を満たすかだ」と述べました。

 

また、蔡総統は、「台湾の工業は確かに新しい世代に入った。台湾の電子・情報産業の能力と機械生産の能力を結び付ければ、完璧な組み合わせになる。より重要なことは、台湾が直面している問題に、答案が見つかったということだ」と強調しました。

 

蔡英文総統は、「私たちに必要なのは、より大きな未来だ。私たちが現在、頭を悩ませている多くの事柄が、私たちに可能性をもたらしている。例えば、台湾の大気汚染、エネルギー、ライフスタイルなどの問題で、解決方法をどこに見つけるのか。私たちは今日の訪問で、非常に優れた解決方法を目にすることができた」と語りました。

 

蔡総統は、この工場がある桃園市について、「人口構成が若く、将来性にあふれた都市だ。イノベーション、ハイテクの能力に、層の厚い従来からの産業を合わせて、台湾がアジアのシリコンバレーを目指すうえで、最も重要な拠点だ」と語りました。

 

蔡総統は、自らの手でGogoroの電池を交換する作業を行いました。また、オートバイを運転したことがない蔡総統ですが、ヘルメットをかぶってGogoroの電気オートバイの上に座りました。蔡総統は、免許証は持っておらず、オートバイを運転したことがないということです。

 

(編集:早田健文)