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史上初、ベルギー小便小僧が客家小僧に

2018-03-08
  • ベルギー小便小僧が客家小僧に

    ベルギー小便小僧が客家小僧に

    ベルギーの首都、ブリュッセルにある「小便小僧」は世界的に知られている。この「小便小僧」はベルギーの現地時間7日に「台湾客家小僧」に変身した。(写真:CNA)
  • 小便小僧が着る客家の衣装

    小便小僧が着る客家の衣装

    台湾北部・台北市にある実践大学服飾デザイン科の葉立誠。助理教授が製作した衣装は、首から右脇へと留める襟の中国式青色のシャツ「大襟衫」と幅の広いズボン「大襠褲」、さらに伝統的な靴を合わせている。(写真:客家委員会提供、CNA)

ベルギーの「小便小僧」が初めて台湾の第二のエスニックグループ、客家の衣装を着用した。ベルギーの首都、ブリュッセルにある、放尿する少年を模した像、噴水の「小便小僧」は世界的に名を知られている。この「小便小僧」はベルギーの現地時間7日に「台湾客家小僧」に変身した。

 

現地時間7日午前11時、ブリュッセル市庁舎で、客家のデザインを施した衣装の贈呈式が行われた。中華民国(台湾)の駐ヨーロッパ連合(EU)大使兼駐ベルギー大使に相当する曽厚仁・駐EU兼駐ベルギー代表は同市文化局のAnne Vandenbulcke局長、同市議会のHamza Fassi-Fihri氏議員、そして「小便小僧」友の会(Ordre des Amis de Manneken-Pis)の代表ら立ち会いの下、「小便小僧」委員会の代表に衣装を贈呈した。

 

この身長わずか55センチメートルの「おチビちゃん」は毎年数え切れない外国人観光客を引き付けている。多くの国や地域は「小便小僧」に自国、またはその地域の特色のある服装を着せることを競っている。

 

この贈呈式は、客家人出身の曽厚仁・駐EU代表にとって特別に意義深いことだ。曽厚仁・代表はあいさつの中で、国際社会で台湾の客家文化を披露することができて非常にうれしく思うと述べ、それを機会に客家人の勤勉さと男女平等の特色などを紹介した。

 

贈呈式が終わると、参加者全員が同市庁舎のある大広場から「小便小僧」の銅像まで移動した。数百メートル移動する間、客家政策を担う客家委員会が選んで派遣した、台湾南部・屏東県の内埔国民小学校の生徒8人が踊りを披露し、移動する人たちによるパレードを賑やかに盛り上げ、外国の観光客の目を引き付けた。

 

その後、「小便小僧」委員会の代表と曽厚仁・駐EU代表が一緒に除幕式を行い、客家の衣装を身に着けた「小便小僧」がお披露目された。衣装は台湾北部・台北市にある実践大学服飾デザイン科の葉立誠・助理教授(assistant professor)が製作したもの。首から右脇へと留める襟の中国式青色のシャツ「大襟衫」と幅の広いズボン「大襠褲」のデザインを用い、さらに伝統的な靴を合わせている。

 

「小便小僧」を「台湾客家小僧」に変身させることになったきっかけは、昨年、外交部に届いた台湾の人からの手紙。その手紙は、「『小便小僧』は異なる国の衣装をよく着ているので、台湾の特色を持った衣装を着せることはできないか」と提案するものだった。今回、「小便小僧」が中華民国(台湾)における客家の衣装を着たのは各国の衣装と同様にこの日、1日限り。着用後は専用のワドローブに収められる。

 

しかし、ブリュッセル市によれば、寄贈者は自国の建国記念日、並びに特別なスポーツ大会、文化イベントなどを行う際、「小便小僧」にその衣装を再度着用してもらるよう申請することが可能だという。