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機械製造業好調、昨年輸出額は過去最高

2018-01-09
  • 今年はさらに一割増期待

    今年はさらに一割増期待

    機械公会の柯拔希・理事長は9日、「台湾では産官学全てで、台湾のスマート機械を推進している。」と述べ、今後の成長が期待できる。今年の生産額は10%アップする可能性があると期待した。(写真:資料写真、CNA)

台湾の機械製造業が好調、2017年の輸出額は過去最高となった。通関はこの度、2017年の輸出入額のデータを発表した。このうち、機械設備製造業の輸出額は、2016年に比べ21.2%増の256億米ドル(日本円約2兆8830億円)に達し、過去最高となった。

 

機械公会の柯拔希・理事長は9日、「世界の景気回復が続いていることに加え、アメリカの製造業、中国大陸の市場では、スマート機械、スマート製造そしてインダストリー4.0へのニーズが依然高い」と指摘、今年の市場の見通しは明るいと述べた。

 

柯・理事長は「台湾では3年前から、スマート機械、スマート製造を推進している。そして政府も、昨年から『5プラス2』産業計画により、産官学全てで、台湾のスマート機械を推進している。」と述べ、今後の成長が期待できる。今年の生産額は10%アップする可能性があると期待した。

 

柯・理事長はその上で、台湾の輸出にとっての2つの大きな課題は関税と為替レートだと強調、関税については政治的な問題により、台湾は他の国とFTA(自由貿易協定)を締結することが困難であり、台湾企業は、各国と広くFTAを交わしている韓国に比べ、10%の関税が余計にかかっていると指摘した。また、為替レートについては、今年の生産額における最大の不確定要素であると指摘、各国は輸出に有利に働くよう、通貨安へ誘導している中で、台湾元は上昇を続けており、昨年は8.14%の上昇、これは輸出企業にとって損益となっていることから、政府はこの点をより重視するよう希望した。