インターネット放送を聴く
 
 
QR Code

宋楚瑜氏、APECで米豪との朝食会

2017-11-09
  • 宋・主席、APEC朝食会に出席

    宋・主席、APEC朝食会に出席

    蔡英文・総統の代理としてAPEC首脳会議に出席している、野党・親民党の宋楚瑜・主席が9日、APECメンバーの首脳との朝食会に出席。米APEC高官、Matt Matthews氏(左)と世界最大のスーパーマーケットチェーン、ウォルマート・アジア最高経営責任者(CEO) のスコット・プライス (Scott Price)氏(右から二人目)はホテルの前まで宋楚瑜・主席を出迎える。(写真:CNA)

中華民国を代表してAPEC首脳会議に参加する宋楚瑜氏が、米国、オーストラリアの代表との朝食会に出席した。ベトナムのダナンで10日と11日に開かれる、APECアジア太平洋経済協力首脳会議に蔡英文・総統は昨年に続いて野党・親民党の宋楚瑜・主席を総統代理特使として派遣している。

 

宋楚瑜・主席は9日午前、米国のトーマス・シャノン国務次官、オーストラリアの駐ホーチミン総領事と朝食会を開き、「APEC女性と経済サブファンド」の設立と始動を共同で発表した。このサブファンドに中華民国は50万米ドルを拠出、オーストラリアは100万ドルを提供するという。

 

親民党立法院党団の李鴻鈞・総召集人によれば、宋楚瑜・主席はこの朝食会で最初にあいさつし、スピーチの中では、女性の平等な権利を実現する上で中華民国はトップランナーだと強調、特に初の女性総統を生み出したことを指摘したという。李・総召集人は、「宋楚瑜・主席の話で最も中心となったのは女性の平等な権利を推し進める上で台湾は法律面、教育面に大変力を入れていることだ。中華民国台湾は初の女性総統も生み出している。女性に対する保障の面でもアジアのみならず、世界的にも先進的であることだ」と述べた。

 

李・総召集人は、米国はテラーソン国務長官が出席する予定だったが、トランプ大統領の中国大陸訪問の関係でシャノン国務次官が朝食会に参加したと説明、米国側は昨年の朝食会と同様に、中華民国台湾の代表に最初のスピーカーをまかせるなど、台湾を尊重していたと述べた。

 

なお、宋楚瑜・主席は8日、シャノン国務次官と会談。親民党の李・総召集人によると、この会談では主に台湾がAPECの中で担うことのできる役割について話しあったという。宋楚瑜・主席は、台湾はAPECメンバーの中で、シェアし、参与し、受け入れることができると強調、台湾のソフトパワーとハードパワーを経済面で発揮したいと告げた。また、台湾は東南アジアや南アジアとの関係強化を図る「新南向政策」だけではく、地域経済統合への全面的な参与を目指していると伝えた。一方、米国のトランプ大統領と中国大陸の習近平氏との会談、また、米国が台湾に求めている、ラクトパミンの残留した豚肉の輸入解禁についてはいずれも触れられなかったということ。