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蔡総統:新南向は他の計画と矛盾しない

2017-10-11
  • 蔡総統が新南向政策を売り込み

    蔡総統が新南向政策を売り込み

    蔡・総統は11日、台北市で開催された「玉山論壇」と題するフォーラムの開会式に出席。(写真:CNA)

蔡英文・総統は、「新南向政策」は他の地域性の計画を犠牲にすることはないと強調した。

 

「新南向政策」とは、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18カ国との幅広い関係強化を目指す政策だ。

 

蔡・総統は11日、台北市で開催された「玉山論壇」と題するフォーラムの開会式であいさつを行った。この中で、蔡・総統は、「『新南向政策』は包容性の高い政策であり、他の地域性の計画を犠牲にすることはない。政府と民間が手を携えて、互恵関係を確立し、永続的な経済成長を生み出し、地域内の人々の生活を改善するものだ」と語った。

 

蔡・総統は、「『新南向政策』は、他の地域性の計画を犠牲にすることはなく、むしろ他の地域性の計画と補完し合うことができるものだ。それには、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、中国大陸の『一帯一路』、それに日本とインドが共同で進める『アジア・ アフリカ成長回廊』(AAGC)が含まれる、つまり、資源、人材、市場の面で協力関係を強化することを期待したものだ」と指摘している。

 

蔡・総統は、「アジアの経済、政治、社会はすでに急速に変化しており、多くの新しいチャンスと問題をもたらしている。過去に通用した方法が、将来は通用しなくなる可能性がある。このため、台湾はこの中で、より積極的で重要な役割を演じなければならない。そうして初めて、この地域の未来に参加できる」、「玉山論壇が、定例の会議となり、政府と民間のすべてのエリートを集めて対話し、地域がより良い発展に向かうよう手助けすることを希望している」、「この地域内での台湾の役割を改めて定義することは、自分が総統に就任した後の最も重要な優先事項の一つだ。台湾は、『新南向政策』の枠組みの下で、地域、そして世界と協力し、台湾の南アジアおよび東南アジアにおける地位と存在感を高めたい」と語った。

 

また、蔡・総統は、新南向政策の対象国に対して、5項目の約束を提示した。

 

それには、この地域が必要としている人材の育成、石油化学・IT・医療産業での経験提供、相手国でのインフラ建設・大型開発計画への協力、台湾の中小企業とNGOの発展経験の提供、主張を共にする国との協力による地域への影響力強化が挙げられている。

 

このシンポジウムには、フィリピンのギンコナ元副大統領、ビナイ元副大統領の二人の副大統領経験者も参加している。また、アメリカからは、中小企業庁の関係者が参加している。