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蔡総統演説、大陸「1つの中国」繰り返す

2017-10-11
  • 蔡総統の双十国慶節演説に反応

    蔡総統の双十国慶節演説に反応

    中国大陸の対台湾事務担当機関、国務院台湾事務弁公室の馬暁光・報道官。(写真:CNA)

蔡英文・総統が双十国慶節祝賀大会で行った演説に対して、中国大陸は「1つの中国」の原則を堅持し、台湾独立に反対すると強調した。

 

蔡・総統は、中華民国の建国記念日、双十国慶節祝賀大会での演説で、共同で台湾海峡両岸の相互関係の新しい方式を求めるよう呼び掛けた。また、「台湾海峡両岸の関係の発展は、台湾の前途と2300万人の長期的な福祉にかかわる。昨年5月20日からこれまで、両岸関係の平和で安定的な発展を守るため、私たちは最大の善意を尽くしてきた」、「私たちは、全力で戦力を強化するが、戦いを求めることはない。私たちは、台湾海峡と地域の平和・安定を維持し、台湾の自由・民主の生活方式を守り、台湾の人々が未来を選択する権利が影響を受けないよう、力を尽くす」などと表明した。

 

これに対して、中国大陸の国務院台湾事務弁公室は10日午後にニュースリリースを発表し、この中で馬暁光・報道官は、「『1つの中国』の原則を堅持し、台湾独立に反対する。そうすることでしか、両岸関係が平和的に発展することはできない」と強調した。

 

馬・報道官は、「中国大陸はすでに何度も両岸関係について立場と態度を表明している。台湾当局がどのような方式、主張を持ち出そうと、鍵は、両岸関係の性質を明確に語るというこの根本的な問題にある。台湾と中国大陸がいずれも一つの中国に属しているという、核心となる認識だ」と指摘した。

 

馬・報道官は、「今年は両岸が交流を解禁して30年になる。交流の成果は得難いものだ。その中で最も重要な啓示は、『1つの中国』の原則を堅持し、『台湾独立』に反対することでしか、両岸関係は平和的な発展ができず、両岸の交流と協力を順調に進めることができず、両岸の人々の福祉を増進させることができない、ということだ」と述べた。

 

これに対して、行政院大陸委員会は10日夜、「中華民国は主権国家である。私たちの政府の、台湾海峡の平和・安定の現状を維持するという主張は、固く、一貫しており、変わっていない。しかも、対岸からの圧力が続く中、依然として最大の善意を示している。北京当局は、知恵と忍耐心をもって、実務的に理解し、向き合う必要がある」と反論した。

 

大陸委員会は、「両岸の良好な相互関係を維持することは、双方の共通の責任だ、今年、両岸が交流を解禁して30年になる。この間の過程は、双方が人々の福祉を優先し、争いを棚上げし、『一致点を求め、相違点を残す』という精神の大切さを示している。これは、一方の政治的な主張によって制限できるものではない。このため、大陸委員会としては、対岸に対して、新しい情勢の発展に向き合い、30年来の交流の重要な価値を回顧し、大切にし、善意による意思疎通によって対抗にとって代え、台湾と共に両岸の相互関係の新しい方式を探し、難題を実務的に解決することを呼びかけたい」と表明した。