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総統、人道を中心とする新安全観を提起

2017-10-10
  • 人道を中心とする新安全観提起

    人道を中心とする新安全観提起

    蔡英文・総統が双十国慶節の談話の中で、「人道を中心とする新安全観」確立の重要性を指摘した。蔡・総統は、国際社会における「従来型と非従来型」の安全面での脅威に直面する中、台湾は従来の国家安全の議題について、「人道を中心とする新安全観」の確立に向けて努力する方針だと明らかにした。(写真:CNA)

蔡英文・総統が双十国慶節の談話の中で、「人道を中心とする新安全観」確立の重要性を指摘した。蔡・総統は、「政府が積極的に『新南向政策』を推進している目的は、台湾のために国際社会の新秩序における新たな位置づけを探ることにある」と説明、「台湾は地域の繁栄と安定のために更に重要な役割を果たす準備ができている。」と述べた。

 

「新南向政策」とは東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアなどの18ヶ国との幅広い関係強化を目指す政策。

 

蔡・総統によると、台湾と「新南向政策」の対象国との貿易は昨年比20%伸びたのみならず、海外青年技術専門クラスの受講者数も急速に増えている。政府は財団法人海外信用保証基金などのメカニズムを通じて、東南アジアの国々に投資しようとする中小企業に信用保証を提供している。

 

今年台湾ではデング熱防疫プラットフォームを設置したため、今後東南アジアの国々と共にデング熱の防疫に積極的に取り組むことができる。将来的には南沙諸島最大の島である、太平島を人道救援センターとして建設するほか、東沙諸島の東沙島にも温室効果ガスモニタリングステーションを設置する予定。これらはいずれも地域の安定、平和、繁栄を促すのにプラスになるという。

 

蔡・総統はまた、国際社会における「従来型と非従来型」の安全面での脅威に直面する中、台湾は従来の国家安全の議題について、「人道を中心とする新安全観」の確立に向けて努力する方針。これは11日と12日に「玉山論壇」を開催する理由だと説明した。

 

蔡・総統は、「これらの挑戦に直面する際、世界の主要な民主国家は外交政策において『従来の議題と新たな議題を結合し、政府と公民社会の力を統合する』という二つの方向に向かって調整を進めている。われわれは国際的な潮流に合わせ、従来の国家安全の議題において『人道を中心とする新たな安全観』を確立する。これは11日に始まる『玉山論壇』の意義だ。」とし、「台湾がアジア太平洋のイノベーションと進歩を促す先鋒になるよう努力する。」と意気込みを見せた。