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医薬品のPIC/S年次総会、台湾で開催

2017-09-13
  • 医薬品PIC/S総会、台湾で

    医薬品PIC/S総会、台湾で

    医薬品に関する国際組織「医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム 」(略称PIC/S)の年次総会、今年は初めて台湾が主催。(写真:衛生福利部食品藥物管理署)

医薬品に関するPIC/Sの年次総会が、13日から台湾で開催されている。

 

医薬品に関する国際組織「医薬品査察協定および医薬品査察協同スキーム」(略称PIC/S)の年次総会に当たる「PIC/Sセミナー」が、今年は初めて台湾の主催で13日に開幕した。15日まで討論が繰り広げられる。

 

PIC/Sは、医薬品査察分野の国際連合といわれるほど、この分野では重要な組織だ。このPIC/Sセミナーは、毎年、会員国・地域が集まって開催するものだ。これに先立ち、すでに11日と12日には、PIC/Sコミッティーミーティングも開催されている。

 

これについて、衛生福利部食品藥物管理署(TFDA)の呉秀梅・署長は、「台湾は2013年の時点で、日本、韓国などに先駆けてPIC/Sの会員となった。今年のPIC/Sセミナーの主催権を獲得することに成功し、世界52カ国・地域の62の政府機関代表、合わせて175人が台北に集まった。台湾としては、このプラットホームを利用して、世界各国の衛生管轄機関と実質的な国際協力関係を確立していきたい」と語った。

 

また、呉・署長は、「今回のPIC/Sセミナー開催によって台湾の薬品が国際市場でより認知度を高めることができる。また、新南向政策の対象国との関係を強化し、台湾の薬品のこうした国々での市場開拓に役立つだろう」と指摘している。

 

呉・署長は、「新南向政策の対象国のうち、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ニュージーランド、オーストラリアは、いずれもPIC/Sの会員だ。こうした国々との関係を強化し、我々が相手国に査察に行く、相手国から査察に来る、あるいは我々の査察結果を直接承認するなど、いずれのケースでも、我々の薬品をこうした国々に輸出することと直接の関係がある」と語った。

 

そのうち、東南アジアはアジアの3大経済体の一つであり、薬品市場の潜在力は300億米ドルに達すると言われている。食品藥物管理署によると、台湾ではすでに134社の製薬メーカーがPIC/S GMPの認証を取得している。PIC/S会員国・地域は、台湾が行った製薬工場に対する査察認証を直接採用することが可能で、現地での審査手続きが簡素化され、販売までにかかる時間を大幅に短縮することができる。

 

今年は東南アジアの国の中では、フィリピンとベトナムがPIC/Sへの参加を目指している。