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李明哲氏、大陸での公判で罪を認める

2017-09-11

中国大陸で拘束された台湾の民主活動家が、中国大陸での公判で罪を認めた。台湾の非政府組織のメンバーで、民主化運動に携わってきた李明哲氏は今年3月に中国大陸で拘束され、11日には湖南省岳陽市の中級裁判所で初公判が行われた。

 

李明哲氏は法廷で、「国家政権」の転覆を扇動する罪とされていることに異議はなく、自白内容は強制されたものではないと述べた。李氏はまた、過去には暴力的な革命も辞さなかったことを認め、中国大陸側は文明的な捜査で、自分に中国大陸に対する新たな認識を与えてくれたと感謝した。

 

李明哲氏は、「捜査当局が文明的な捜査で自分の身の安全と薬を飲む権利を保障してくれたこと、そして拘置所での情報、これらはいずれも自分のかつての思想、並びに得ていた情報が誤りだったことを自分に教えた。これらの誤った思想が自分に犯罪行為をさせたことに対し、自分は罪を認め、罪を悔いる」と述べた。

 

李明哲氏が罪を認めると、法廷では証拠の確認が行われて午後に閉廷、裁判官は日を改めて判決を下すと宣言し、李明哲氏はそのまま勾留された。しかし、消息筋によれば、李明哲氏が罪を認めなければ、裁判の機会さえ与えられなかっただろうとのこと。この公判の様子は李明哲氏の母親と妻が傍聴した。

 

与党・民進党の王麗萍・立法委員はこの公判に合わせて中国大陸を訪問、11日には李明哲氏の妻が夫にあてた手紙の内容を公表した。妻はこの手紙の中で、夫が孤独に負けないよう求めている他、自分はこの法廷を認めず、弁護士も雇わないと説明、「これが夫を救うために自分のすることだ」と強調している。王・立法委員によると、この手紙は裁判所に向かう前に李明哲氏の妻が書いたもので、第三者を経て李明哲氏に届ける予定だという。