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嘉義県長がシンガポールで嘉義をPR

2017-08-11
  • 張嘉冠・嘉義県長

    張嘉冠・嘉義県長

    嘉義県の張花冠・県長は10日、中央放送局の番組に出演、「新南向政策」対象国からの観光客呼び込みに本格的に取り組む決意を示した。(写真:RTI)

経済部の部長、次長、内政部長に続いて、台湾中南部・嘉義県の張花冠・県長が11日にシンガポールを訪問した。現地での旅行見本市に参加するため、嘉義県では人気のラップを使ったPR映像を制作するなど観光客の呼び込みに積極的。張・嘉義県長は今回、シンガポールを訪問し、「新南向政策」対象国の人たちに、嘉義県を紹介するだけでなく、「嘉義県にはまってもらう」と話した。「新南向政策」は、政府が推進する政策で、東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアの18カ国との幅広い関係強化を目指すもの。

 

張・嘉義県長はシンガポール訪問の前日(10日)に中央放送局の番組に出演。嘉義県は過去、政府の政策の関係で農業県と位置づけられ、資源の分配でも恵まれなかったが、嘉義県政府の努力により、地元の産業の強みと地方の特色を通して中央政府直轄市とは異なる観光の魅力を生み出してきたと説明した。

 

張・嘉義県長は、嘉義県は「茶葉の首都」だとしている。張・嘉義県長は阿里山高山茶の品質の良さを基礎に、「茶文化」の生活美学を広めると語った。張・嘉義県長は、「茶葉の首都となることは当然だ。県長として8年間、もともと農産物の販売が主だったが、私は茶文化や茶のある生活美学を打ち出した。そして観光と結び付けた。お茶を求めて旅行するのだ」と話した。

 

中国大陸との関係が冷え込んでいることの嘉義県における観光業への影響は認めながらも、張・嘉義県長は、中国大陸並びに東南アジア諸国の人々を大歓迎するとし、同県の変化を説明した。それによると、嘉義県は今では「新住民」の文化的特色を理解し、深みのある旅行を発展させているという。「新住民」とは、台湾の人と結婚して台湾に移り住んだ人たち。東南アジアの人が多い。

 

張・県長はそして、シンガポールの旅行見本市への参加は、嘉義県が「新南向政策」対象国からの観光客呼び込みに着手することを意味するとして、シンガポールのみならずベトナムも訪れ、同県の文化や風景を大いにアピールしてくる考えを示した。張・嘉義県長は、中央政府の資源が乏しい嘉義県は「素顔」の都市で、「厚化粧」した直轄市とは異なると強調、嘉義県の美しい山、おいしい水、人情味は世界の旅行者を引き付けるだろうと自信を示した。