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法務部、元総統の活動を条件付で許可

2017-05-19
  • 掟破り?陳水扁・元総統

    掟破り?陳水扁・元総統

    ケダガラン基金会は19日夜、台北市内でチャリティー晩餐会を開催。創設者の陳水扁・元総統(中央)がメインのテーブルで食事をしたが、これは法務部が陳・元総統の活動を許可するに当たって示した条件である、「会場には足を踏み入れないこと」を明らかに破る行為。政府の対応が注目される。(写真:CNA)

法務部が、陳水扁・元総統の晩餐会参加を条件付で許可した。陳水扁・元総統は汚職などの罪で懲役20年が確定しているが、現在病気治療を理由に刑務所外での生活が認められている。

 

民間団体のケダガラン基金会は19日、台湾北部・台北市内のホテルでチャリティー晩餐会を開く。創設者である陳水扁・元総統は晩餐会への出席はコミュニティにおける職能治療の一環で、ステージで挨拶をすることも予定しているとした上で、出席を認めるよう求める申請を、本来、自身が刑に服しているべき台中刑務所に提出した。

 

台中刑務所はこれを検討した結果、ケダガラン基金会は政治的な意味合いを持ち、そのチャリティー晩餐会は政治にかかわる活動だと判断、陳水扁・元総統が刑務所外で暮らす間、政治や選挙活動に携わることを禁じている規定に反すると結論付けた。しかし、一方で台中刑務所は、台湾南部・高雄市の長庚病院のチームが晩餐会に出席することは病状の改善に有益だとしている見方を尊重し、条件付で、陳・元総統が会場の近くで友人と会うことに同意した。

 

この条件とは、「会場には入らない」、「ステージには上がらない」、「演説しない」、「政治にかかわる発言をしない」、「メディアの取材は受けない」という5つ。しかし、陳・元総統は最近、今後は刑務所外での活動について一切、台中刑務所に申請しない考えを明らかにしたと伝えられ、規定を無視した行動に出るのかどうかが注目されている。