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陸委会:米国は台湾をカードにするな

2017-03-20
  • 米の立場に注目

    米の立場に注目

    米国のティラーソン国務長官(左)は19日、中国大陸の北京で中共の習近平氏と会談。米国の立場に台湾は注目。(写真:中新社提供、CNA)

行政院大陸委員会(陸委会)が、米国と中共のトップ会談では台湾を交渉カードにしないよう呼びかけた。米国のティラーソン国務長官がこのほどアジアを歴訪、米国政府の東アジアに対する立場が立法院で注目を集めている。立法院外交及び国防委員会はこのため20日、国家安全局、国防部、外交部、行政院大陸委員会、経済部、行政院海岸巡防署による報告を聞いた。

 

米国のトランプ新大統領と中国大陸の指導者、習近平氏の会談がまもなく行われることに対し、行政院大陸委員会の張小月・主任委員は引き続きこの会談に注意を払っていくと述べた。

 

張・主任委員は、「台湾を交渉カードにしてはならない。台湾は米国や中国大陸の将棋のコマになってはならない。米国に対し、台湾への約束を果たすよう呼びかける。そして中国大陸には、台湾海峡両岸には異なる意見と立場があるが、対話が必要だと訴えたい」と述べた。

 

また、国防部の馮世寛・部長は、中国大陸の台湾に対する軍事的な威嚇の程度は強まっており、ロシアの戦闘機スホーイ35の導入、中国大陸製の次世代ステルス戦闘機・殲20の配備の他、ミサイル部隊も台湾に対する正確な攻撃を可能にする「東風16型弾道ミサイル」を配備していると指摘した。中共人民解放軍の元将校らも台湾海峡の軍事リスクを宣伝して台湾内部にプレッシャーをかけているという。

 

馮世寛・国防部長は、「まず警戒行動を強化し、対応メカニズムを強化する。そして頼りになる戦力を確立し、国防への決意を示す」と述べた。与党・民進党の立法委員の質問に答える中で馮世寛・国防部長は、「東風16型弾道ミサイル」は台湾に脅威を与える武器だと認めながらも、国軍には台湾の外で撃ち落とせる力があると自信を示した。「東風16型弾道ミサイル」の射程距離は約250キロメートルで、国軍の配備するミサイルは40キロから70キロの地点で迎撃可能だということ。