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副総統の元SP、中共のスパイで逮捕

2017-03-16
  • 副総統の元SPがスパイ

    副総統の元SPがスパイ

    呂秀蓮・元副総統(写真)。副総統時代に警護を担当していた人員が退役後、中共の情報活動の手先となっていた。中共の台湾に対するスパイ活動は今も続いている。(写真:CNA)

呂秀蓮・女史が副総統を務めていた間に警護(セキュリティポリスに類似)を担当した元少佐が中共の情報活動に従事していた疑いで逮捕された。台湾の大手日刊紙・自由時報によると、呂秀蓮・女史が副総統を務めていた間、ボディーガードを担当した元国家安全局特殊勤務指揮センター少佐は退役後、中国大陸で事業を行っていたが、その際に中共に取り込まれ、台湾に戻って組織的に憲兵司令部の機密情報を得ようとしていた。

 

しかし、このほど、検察が国家安全法違反の疑いがあるとして台湾北部の桃園地方裁判所にこの男の勾留を申請、同裁判所はこれを認めた。国防部の陳中吉・報道官は16日、法務部調査局の捜査過程から現役の軍人が関わっていないことは明らかで、国防部はこれを機に現役の兵士や退役した元兵士らを対象に指導を強化すると説明、中共が情報活動のためなら手段を選ばないことを強調した。

 

調査局と桃園地方裁判所検察署の調査によると、この男は2002年5月から当時の呂秀蓮・副総統のボディガードを務め、2003年12月に退役するまでこのポストを担当した。その後中国大陸に渡って事業を行っていたが、中共天津市「国家」安全局の人員にそそのかされ、円滑な事業経営と現金を条件にスパイを引き受けた。そしてもう1人の台湾企業関係者と台湾に戻って組織作りを進めた。台湾で2人は、元ボディーガードの元同僚を頻繁に食事に誘い、憲兵司令部内の情報提供を迫ったが成功しなかった。

 

調査局は昨年、桃園地方裁判所検察署に捜査を依頼、その結果、この男は今月13日に逮捕された。