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蔡・総統、副総統に被災地慰問指示

2018-02-16

旧正月となった16日、蔡英文・総統が先ごろ起きた地震の被災地に心を寄せた。台湾東部・花蓮県では今月6日深夜にマグニチュード6.0の地震が起き、ビルが傾いて17人が死亡するなど地元では被害が広がった。総統府の林鶴明・報道官が16日午後にメディアに明らかにしたところによると、蔡英文・総統は旧正月前に被災地に深い関心を寄せ、陳建仁・副総統に対して旧暦元日には花蓮を訪れ、新年のあいさつをすると共に、被災者たちの生活ぶりを確認するよう指示した。

 

これを受けて陳・副総統は、人々にはそれぞれ旧正月の予定があることに配慮、行政院東部オフィスを通して受け入れる側の人々の意向を確認。地震被災者のための一時避難所はすでに閉鎖され、被災者は政府の協力によってホテルや旅館に滞在している。このため陳・副総統は、こうした被災者の住む場所を1カ所ずつ訪れた。陳・副総統は、行政院東部合同サービスセンターの許伝盛・執行長と与党・民進党の蕭美琴・立法委員の案内の下、被災者の宿泊しているホテルを訪れ、蔡英文・総統に代わって政府の関心を伝えた。

 

なお、陳建仁・副総統は敬虔なカトリック信者であるため、16日早朝には台湾北部・台北市内の教会を夫婦で訪れてミサに参加、国と民の安泰を祈ると共に、総統府特製で、紅の包みと書く形式上のお年玉(紅包)を配った。

 

一方、蔡英文・総統も旧正月で各地を訪れ、新年のあいさつを行っている。蔡・総統は最初の場所として16日午前、台湾南東部・台東県を訪れた。中華民国の総統が旧正月の元日に台東県を訪れるのは初めてであるため、台東市にある道教の廟、天后宮には3000人以上がつめかけた。蔡・総統は線香をあげ、花や果物を供え、国と国民の安泰、国運隆昌を祈願。その後、蔡・総統が、廟の前の広場でお年玉を配ると長蛇の列ができた。朝6時から並んだという女性は蔡・総統からお年玉を受け取って大変喜び、蔡・総統にはいつまでも若く、健康でいてほしいと願った。また、同じく朝6時から並んだというお年寄りの男性は、孫のためにお年玉をもらったと話し、蔡・総統にもらったお年玉は孫に幸運をもたらすだろうと喜んだ。

 

蔡英文・総統は16日、台東、屏東、高雄、台南、嘉義の5つの県・市でそれぞれ廟や寺を訪れ、お年玉を配った。