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故宮新院長、北部故宮の台湾化方針示す

2018-07-17
  • 陳其南・国立故宮博物院長(中央)

    陳其南・国立故宮博物院長(中央)

    16日に就任した国立故宮博物院の陳其南・新院長(中央)が、メディア関係者との茶話会で、今後の施政方針を示した。(写真:CNA)

16日に就任した国立故宮博物院の陳其南・新院長が、メディア関係者との茶話会で、今後の施政方針を示しました。陳其南・院長によりますと、台湾北部・台北市にある国立故宮博物院はより台湾化する必要があります。そして台湾南部・嘉義県にある故宮博物院南部分院は、BOT契約解除後、「台湾は東アジアの地中海の中心である」という新たな概念に基づいて、博物館を増設することによってより多くの来館者誘致を目指すべきだということです。

 

陳・院長によりますと、故宮博物院を訪れる海外の旅行者の多くは、故宮と中国の歴史との関係しか考えておらず、故宮と台湾との関係を考えていません。博物館の角度から見れば、台北の故宮博物院はまだモデルチェンジに成功していません。いかにして台北故宮を「台湾化」するか、台湾人、さらにオーストロネシア人が台北故宮のことを「台湾人の故宮」と見なすよう促すかが急務です。故宮の文物の解説と展示方法から改善する必要があるということです。

 

陳其南・院長は、「どのようにして故宮の文物に新たな意義を与えるか、来館者の関連情報をデコーディングするかが課題だ。これはこれから台北故宮で達成したい目標だ。」と説明しました。

 

故宮南部分院は企業とのBOT契約解除後、広々としたパークをどう運用するかに注目が集まっています。陳・院長は短期間の入場料免除は選択肢の一つだが、関連機関と関連対策を練る必要があると述べました。陳・院長はまた、歴史の角度から「台湾は東アジアの地中海の中心である」という新たな概念を打ち出しました。陳・院長はパーク内に「琉球館」や「ポルトガル館」など、台湾の歴史と関係のある海外の文化を紹介する博物館を増設することによって博物館群を形成し、来館者を誘致しようとしています。

 

なお、林正儀・前院長が提出した「大故宮計画」について、陳・新院長はそれを変更しないと明言しました。

 

(編集:王淑卿)