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台湾少年の「国連」切手、台湾の切手として発行!

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)から国際平和デー記念切手のデザインに選ばれながら、8月上旬に中共の圧力でその採用が取り消された台湾の少年、楊智淵君の絵画作品が9月21日の国際平和デーに台湾の切手として発行されました。

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811日、ユネスコに採用された知らせを受け、喜んでいた楊智淵君だったが・・・。(写真:中央通信社)   922日、楊智淵君(左)の切手を手に、楊君を称え、激励する陳水扁・総統(写真:中央通信社)

●発行までのいきさつ
国連は2001年9月7日、毎年の9月21日を国際平和デーと定め、この日はすべての国と人たちが敵意を持たないよう呼びかけている。国際ライオンズクラブではこれに共鳴、ユネスコとタイアップし、各国の11歳から13歳の子供たちの作品から優秀なものを選び、今年の国際平和デーにユネスコが発行する「国際平和デー記念切手」に採用することにした。その結果、「夢と平和」をテーマとした台北県板橋市在住の楊智淵君の作品が採用され、8月上旬にはユネスコのウェブサイトで紹介された。しかし、その後、中共の圧力でその採用は取り消され、代わりにベリーズの子供による作品が選ばれることになった。中華民国ではこれに抗議、台湾が平和を求める考えを世界に示すため、日本の郵政公社にあたる中華郵政公司は、8月中旬から楊君の作品を台湾の切手として発行する計画に取りかかった。

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赤い幕の後ろには何が?交通部の蔡堆・政務次官(左)、台北県の林錫耀・代理県長(右から二人目)らと共に発行式典の幕を開く楊智淵君(真ん中)。   赤い幕の後ろは、楊智淵君の切手の大きなパネルが!楊君も嬉しそう。

●21日に行われた発行式典
 楊智淵君の作品を使った台湾の切手が発行されるのを祝うため、中華郵政公司は9月21日に台北県の県民広場で発行式典を開催した。中華郵政公司の許仁寿・董事長は、切手の発行には通常240日間の作業が必要だが、今回は行政院をはじめ、交通部、国際ライオンズクラブ台湾支部の協力で、40日間で発行を実現したと説明、この切手が中華郵政公司にとって、これまでで最も短い作業日数で発行された切手であることを明らかにした。一方、両親と共に式典に参加した楊智淵君は、中共の圧力で採用が取り消され、悔しかったが、台湾の切手として発行され、自分の努力が認められたことをうれしく思うと話した。楊智淵君は現在、中学二年生。水頭症で数度の手術を受けており、激しい運動は出来ないと言う。

楊智淵君の作品は、平和を象徴する大きな白い鳩の上に男の子と女の子が乗っている図柄を中心に、下には地球と、そこに手を繋いで立つ各国の人たち、右下には戦争の恐怖を表す戦車と火の海が描かれている。各国の国旗が連なる万国旗が描かれているが、その中に日本や韓国と共に、中華民国の国旗が登場したことが、中共の反発を招いた主な原因と見られている。これについて、楊智淵君は、中華民国の国民である限り、国旗を描くのは当然のことと話し、再びユネスコのコンテストに参加するチャンスがあった場合、やはり中華民国の国旗、青天白日満地紅旗を作品に取り入れる考えを強調した。

陳水扁・総統は翌22日、楊智淵君と会見、国連が中共の圧力により、楊君の作品採用を取り消したことに、台湾の人たちは憤りを感じているとした上で、楊君の作品が台湾の切手となって世界に送られることで、芸術と自由な創作を守る台湾の精神を示すことが出来ると述べ、楊君を激励した。

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切手発行式典の会場−板橋駅前にある台北県民広場   子供たちと触れ合う中華郵政公司のキャラクター
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交通部の蔡堆・政務次官から台湾元10万元(日本円約34万円)の奨学金を受け取る楊智淵君とご両親。   「台湾加油」(台湾、頑張れ)のスローガンが書かれた小型のアドバルーン
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