|
開幕初日となった19日午前には、陳水扁・総統が会場を訪れ、陳・総統はマチスの作品について、新たな芸術を追求する理想と、すべてのスタイルに寛容な思想は皆が学ぶべきものであると語り、多くの国民が同展覧会を鑑賞することに期待を表明しました。マチス展の
開催期間は19日から来年2月16日まで。日本からも、開催の要請がありましたが、マチスの家族が作品の安全のため、一回に3ヶ月以上の展示は出来ないとし、今回は台北だけの展示になったということです。「マチス展」開催期間中に台北を訪れる皆さんは、ぜひ、巨匠の芸術をご鑑賞下さい。
※11月19日、会場はマスコミ関係者に開放されていましたが、作品を損傷しないようフラッシュ、ストロボの使用が禁止されており、写真の色彩がお見苦しいことをご了承下さい。
 |
|
アンリ・マチス |
アンリ・マチス(Henri
Matisse 1869-1954)
1869年12月31日、北フランスに生まれる。1890年に盲腸炎で1年近くの療養生活を送り、療養期間中に母親から贈られた油彩具が絵画の世界に入るきっかけとなった。1892年より、ギュスターヴ・モローの教室で基礎を学ぶ。そこでマルケ、ルオーらと知り合う。1896年には印象派の大家ピサロの指導を受け、セザンヌやスーラ、シニッャクらの影響を受けながら、1905年、サロン・ドートンヌに作品を出展、ドラン、マルケ、ブラマンク、ルオーらとフォーヴィスム(野獣派)運動に乗り出す。1910年代には、フォーヴィスムの作風を残しながらキュビズムを探究、装飾的な画風ヘと移り、1920年代には官能的で優美な独自の世界を確立する。共に20世紀を代表する巨匠とされ、親交のあったピカソとはライバルだと言われるが、互いを深く尊敬し合っていたと言う。 |