台湾の中南部に記録的な集中豪雨をもたらした台風8号の被害が引き続き拡大している。中央災害対応センターが12日午後9時の時点でまとめた最新統計によると、台風8号とそれに続く豪雨で亡くなった人は103人、行方不明が65人、けが人は45人。死者が急増したのは、主に高雄県不老温泉と杏花村で32人の遺体が発見されたことから。
また、行政院原住民族委員会の報告では、台湾南部の阿里山の12の集落への交通と通信が断たれ、6180人が身動き取れない状態に。これらの集落はすでに5日間、「陸の孤島」となっており、慢性疾患をもつ高齢者や子供の体力低下が心配されている。国軍では13日にヘリコプター二台を出動させ、パラシュート部隊14人が救助に駆けつけるとしている。
また、11日午後、南部の屏東県で救助用ヘリコプターが墜落、搭乗していた救助隊員3人は12日、遺体で発見された。