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戦後初めて台湾で行われる日本の大相撲台湾
巡業のため、横綱朝青龍をはじめとする力士42人
が17日、台北入りした。夜には台北市内のホテル
で記者会見が行われ、横綱朝青龍は、台湾の人
達が相撲を楽しんでもらえるよう希望した。横綱
朝青龍、大関千代大海、大関琴欧州、大関栃
東、大関白鵬、大関魁皇は18日午前には陳水扁・総統(中央)を表敬訪問した。陳・総統は、日本の国技である相撲は日本の伝統文化と武士道を表している他、礼儀と互いが尊敬しあう精神を学ぶことが出来ると称え、これまでテレビでしか見られなかった相撲を台湾の人達も自分の目で確かめられることは光栄だと述べて一行を歓迎した。
日本相撲協会の北之湖理事長(左)は、2004年10
月に陳・総統を訪ねた際に約束した巡業が2年と
たたないうちに実現したことを喜んだ。また、横綱
朝青龍は、台湾へは初めて来たが大変素晴らし
いところだと述べ、関係者に感謝すると共にトーナ
メントではよい成績を残すと約束した。横綱朝青
龍は特に台湾の人達はあたたかいと話したと言う
こと。
▲陳水扁・総統は18日、日本相撲協会の北之湖理事長ら一行と会見、一行が日本大相撲台北場所を
実現させた事に謝意を表した。
力士たちはその後、世界で最も高い高層ビル台
北101の展望台を訪れた。横綱朝青龍は今回、モ
ンゴルから両親を呼んで来ており、展望台に関す
る解説をモンゴル語で通訳するなど親孝行の一
面を見せていた。その後、行政院主催の歓迎会
が午後2時から台北101で開かれた。蘇貞昌・行
政院長は力士ら関係者の台湾訪問に対して歓迎
の意を表したあと、「皆様、こんにちは」と日本語
▲陳・総統と握手を交わした横綱朝青龍 で挨拶した。
蘇・行政院長は挨拶の中で、世界で最も高い高
層ビル台北101で、相撲界の人たちを迎えること
が出来ることを喜んだ。蘇・行政院長は、会場で
披露された台湾の人形芝居・ボテヒ、展示されて
いる台湾の料理と果物、そして台湾の最高峰で
ある玉山はいずれも、台湾住民によって選ばれた
台湾を代表するイメージシンボルで台湾の宝だと
し、力士が日本文化の国宝ならば、今日の歓迎会は台湾と日本との文化交流のみならず、国宝と国宝との出会いでもあると述べた。
蘇・院長は台湾と日本は地理的に近く、国情も近いほか、歴史的には深いつながりがあり、両国の人民が頻繁に往来していると前置きし、愛知万博における台湾の参観者数が諸外国の中で最も多かったこと、昨年、台湾と日本の間の人的交流がのべ240万人に達したこと、昨年の双方の貿易額が600億ドルに達したことなどの具体的な数字を挙げて両国の緊密な関係を説明している。蘇・院長は、力士の台湾巡業は台湾と日本の相互理解を深め、今後の関係促進に役立つと、第二次世界大戦後、初めての台湾巡業に大きな期待を寄せた。
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